2018/07/20

福岡の民泊プレイヤー事例 06:民泊ゲストハウス

取材協力:Best position in Fukuoka, 5min from Canal city. 趙亮様

民泊運営を始めたきっかけとは?

元々人と交流して、喜ばせることが好きで、友達になることも好きです。民泊を通じてさまざまな体験をお客さんだけではなく、僕も色々とその国の事情や文化について教わることができるし、語学も上達すると思って始めました。

民泊運営において、現在のエリアを選ばれた理由はなんですか?

福岡はコンパクトで、博多、中洲、天神の3つがメインのエリアになります。どこにもアクセスがよく、この3つのメインエリアの真ん中に位置するところに場所を選びました。

どんな方が利用しているのですか?

さまざまな方がいます。学生が卒業旅行、会社員が出張、家族旅行など。 メディアでは民泊=犯罪の巣みたいに報道をしていますが、僕のところに来る方は皆さんいい人で、誰しもが知る有名企業の役員もいます。この前はアメリカのご夫婦で、既にセミリタイヤされて、自分の持家を売り、世界中のairbnbを使って旅行をするというセカンドライフを過ごす方もいました。僕にとってもこんな素敵なライフスタイルがあるのだなと、大変勉強になりました。

民泊施設を運営する上で大切にしていることは?

お客様との交流です。これに限りますし、交流こそが、ホテルと民泊の一番の違いです。一緒にご飯に行ったり、観光に行ったりもします。この前来た人が、彼女にプロポーズをするとのことで、店の段取りや、花束など全て僕がプロデュースしました。それ以来ご夫婦とも仲の良い友人関係になりました。

どんなことがゲストに喜ばれますか?

十人十色です。どんなことが嬉しいのか、来た人に聞かないとわかりません。だから交流が大事です。車を買いたい人に、飛行機を提供するのも、自転車を提供するのも的外れです。思いやりが「重い槍」にならないように、本人達が望むことを聞いた上で、少しのプラスアルファのことが一番喜ばれます。

ゲストハウスを運営をしてきた中で大変だったことや苦労したことを教えてください。

日本の民泊に対する悪いイメージと理解のなさです。メディアが取り上げられている薬物や殺人などの問題は、一般賃貸で起きないのか?ホテルでは起きないのか?と考えた時に、これは明らかにイメージ操作になります。一番大変なことは今日本の環境と国民のマインドです。「何か外人が出入りしているから不安だ」この意味の分からないマインドが一番大変です。まず相手を受け入れてから、理解することが今後「観光立国」を掲げる日本にとって一番必要なものだと考えています。

ゲストハウス運営への想いや考えを教えてください。

「日本に来たい人がいる。その人たちをおもてなしする。喜んで貰って、日本を好きになってもらう。そして僕のファンになってもらう。」これだけのことです。実にシンプルです。

ご自身の経験を踏まえて、運営を成功させるコツを教えてください。

来たお客さんと友達になること、お客さんが自分のファンになること。

今後の目標について教えてください。

民泊を通じて世界中の人たちと友達になり、世界どこに行っても事前に連絡が取れて、ご飯行けるような関係を作ります。

これから民泊事業を始める方へメッセージをお願いします。

交流を大切にしてください。お客さんの事をお客さんだと思うのか、友達だと思うのか?が全てを決めます。 <Best position in Fukuoka, 5min from Canal city.概要> 住所:福岡県福岡市中央区3番地 営業時間: CHECK-IN 16:00 CHECK-OUT 10:00

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