2019/11/29

TEMAIRAZUとの連携方法

Vacation STAYは、サイトコントローラー「TEMAIRAZU」とのシステム連携を開始しました。 TEMAIRAZUの予約管理サイトにVacation STAYを追加することで、Vacation STAYを含めた複数の民泊・宿泊予約サイトの在庫や料金、予約情報等の一括管理が可能となります。 このページでは、TEMAIRAZUと連携するために必要な準備、連携依頼の手順、Vacation STAYでの各種設定のポイントを説明します。

目次

準備

TEMAIRAZUにVacation STAYを追加するには、事前に以下の手順を完了していただく必要があります。

1. Vacation STAYでの会員登録および物件登録

Vacation STAYの会員登録がお済みでない方は会員登録をお願いします。 会員登録が完了しましたら、ホスト > 物件一覧 > 物件新規登録より物件登録を進めてください。 他予約サイトのプランに対応する部屋タイプを作成しておくと連動がスムーズです。
住宅宿泊事業法、戦略特区法 に該当する場合、1つの部屋タイプに登録する部屋は1つまでとしてください。複数の部屋もしくは、複数在庫を設定した場合、TEMAIRAZUとうまく連携できなくなります。

2. TEMAIRAZUのサインアップ

TEMAIRAZUのご利用を希望される方は次のリンク先からお申し込みください。 お申し込み | TEMAIRAZU

接続依頼(すでにTEMAIRAZUをご利用の方向け)

TEMAIRAZUとVacation STAYをシステム連動するには、専用の接続情報が必要となります。 TEMAIRAZUとの接続情報は別途発行が必要となり、申請を頂いてから1週間以内にVacation STAYにご登録のメールアドレス宛に通知致します。 連動設定についての詳細は、TEMAIRAZU内のヘルプページもしくはTEMAIRAZUのカスタマーサポートにお問い合わせください。  

Vacation STAYでの各種設定のポイント

予約設定

TEMAIRAZUで在庫および料金を管理する場合はVacation STAYでの「在庫の自動延長」は利用しないでください。(「利用する」のチェックボックスからチェックをはずす) 在庫の自動延長を「利用する」にした場合、毎月25日に指定された期間分、基本料金と基本在庫数が設定された状態で利用可能として登録されるので、TEMAIRAZUで未設定の期間が意図せず販売されてしまう恐れがあります。
物件登録時に旅館業法以外の業法(住宅宿泊事業法、戦略特区法)を選択された場合は、物件一覧 > 予約受付設定の準備期間を「なし」に設定してください。準備期間を1日以上に設定した状態でTEMIRAZUと在庫連携をすると、準備期間がTEMAIRAZU上で「売止め」となり再販売ができなくなりますのでご注意ください。

カレンダー設定

TEMAIRAZUで在庫登録をする場合には、Vacation STAYのカレンダーが自動的に「利用可能」として登録されるので事前にVacation STAYでカレンダーを「利用可能」に設定する必要はありません。

iCal(iCalendar)連携について

TEMAIRAZU連携とiCal連携は併用できません。 iCal連携をしたままTEMAIRAZUとの連携を開始した場合、在庫数等に不整合が生じるため必ずiCal連携を解除してからTEMAIRAZUとの連携を開始してください。

他のサイトコントローラー連携について

複数のサイトコントローラーと同時に連携することはできません。 TEMAIRAZUと連携した場合、他の同機能を有するサイトコントローラー(ねっぱん!サイトコントローラー++、Beds24等)との連携はできません。TEMAIRAZUとの連携を希望する場合は、必ず同機能を有するサイトコントローラーとの連携を解除してからTEMAIRAZUとの連携を開始してください。

Vacation STAY側での料金設定について

TEMAIRAZUから登録できる料金はVacation STAYの「1泊あたりの宿泊料金」のみです。 料金算出に関わる以下項目については連携しておりませんので、Vacation STAYにて設定していただく必要があります。 ただし、上記の値を設定してしまいますと、他のOTAサイトと料金に差が生じてしまいますので設定しないことをお勧めいたします。
  • 連泊割引率(週)
  • 週末料金
  • 追加人数の料金
  • 追加料金が発生する人数
  • 清掃料金

最低料金について

TEMAIRAZUで設定した料金が、Vacation STAYで設定した最低料金を下回っていた場合、TEMAIRAZUからの料金連動処理に失敗します。Vacation STAYで許容しております最低値の「1,000円」を設定することをお勧めいたします。  

TEMAIRAZU側での料金設定について

Vacation STAYでは、宿泊料金と清掃料金の合計にその金額の12%を手配手数料として加算した金額をゲストにお支払いいただきます。 TEMAIRAZUから登録できる料金はVacation STAYの「1泊あたりの宿泊料金」のみです。 実際の販売金額を他の予約サイトと合わせるにはVacation STAYの料金設定で「割引」、「清掃費用」、「追加料金」を0円に設定していただき、手配手数料として加算される12%を考慮(販売したい金額 / 1.12)した専用の料金グループをTEMAIRAZUで作成してください。
宿泊施設に清掃費用がある場合には、1日あたり(日割り)の清掃費用を決めていただきその金額を宿泊料金に含めた金額を設定してください。
TEMAIRAZUとVacation STAYでの料金設定例

計算例

【他の予約サイトで10,000円で販売している部屋をVacation STAYでも10,000円で販売する場合】 まずは手配手数料を含まない宿泊料金を算出します。

[販売したい金額] ÷ 1.12 = [設定する宿泊料金]

▼▼▼

10,000 ÷ 1.12 = 8,928.57143
設定する宿泊料金が「8,928.57143円」と算出されました。 料金の設定は整数なので仮に端数を四捨五入して「8,929円」としてみます。その場合の手配手数料は、
8,929 × 0.12 = 1,071.48
手配手数料の端数は切り上げですので、「1,072円」になります。 先に計算した宿泊料金と足し合わせると、
8,929 + 1,072 = 10,001
「1円」の誤差が発生しました。 この場合は、手配手数料を含まない宿泊料金を算出した後に端数を切り捨てる(8,928円にする)ことでちょうど「10,000円」になります。
8,928 × 0.12 = 1,071.36 → 1,072 8,928 + 1,072 = 10,000
手配手数料に端数がある場合には必ず切り上げとなります。 はじめに算出した手配手数料を含まない宿泊料金の端数の処理によって誤差が発生することがありますので料金設定の際には実際に手配手数料を計算して合計金額を確かめてください。

公開設定

Vacation STAYでの物件登録および各種設定とTEMAIRAZUでのサイト追加設定が完了したら公開設定を確認してください。 Vacation STAYでの物件登録が完了し、カレンダー設定ができるようになればTEMAIRAZUから在庫および料金の設定を反映させることができますが、このままではVacation STAYではゲストが予約することができません。 予約の受付を開始するために以下の項目を確認してください。
  1. 許可書面の確認申請が完了(承認済)していること
  2. TEMAIRAZUから在庫や料金の登録をするなど、カレンダー設定が完了していること
  3. 部屋タイプに写真が6枚以上登録されていること
  4. 部屋タイプが公開されていること(上記3つの条件を満たすと公開可能になります)
  5. 建物が公開されていること(1つ以上の部屋タイプが公開されていると公開可能になります)

1. 許可書面の確認申請が完了(承認済)していること

住宅宿泊事業法、戦略特区法の場合は、部屋タイプのメニューから「免許提出・部屋追加」を選択し、許可書面申請の状況をご確認ください。(旅館業法の建物にはこの画面は存在しません。)

2. TEMAIRZUから在庫や料金の登録をするなど、カレンダー設定が完了していること 3. 部屋タイプに写真が6枚以上登録されていること

4. 部屋タイプが公開されていること(上記3つの条件を満たすと公開可能になります)

5. 建物が公開されていること(1つ以上の部屋タイプが公開されていると公開可能になります)

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